2016年6月4日(土)、広島東洋カープ対福岡ソフトバンクホークスの交流戦@マツダスタジアムは、1-1で5回裏終了時で雨天コールドゲームとなった。
強すぎる福岡ソフトバンクホークスとの試合、1-1でカープは逃げたなどど言っている人もいるようだが、コールドゲームの決定権はカープにはない。
コールドゲームの決定は審判団にあり!
圧倒的な戦力を誇るホークスと、交流戦が苦手なカープ。
気持ちで負けているような気がする。
1-1で負けなければ良かったと感じてしまうファンは私だけでなく、実は少なくないと思う。
そうした心境からか、「カープは逃げた」と言う人がいるようだが、雨天コールドの決定権は審判が持っている。
カープが同点で試合成立の5回を過ぎたからコールドゲームにしたのではなく、審判が試合続行不可能と判断したから雨天コールドゲームになったのである。
もちろん主催球団なので、雨雲レーダーなどの情報は伝えたと思うが、わざわざ嘘をつくこともないはずだ。
一方、試合前に雨が強く、ゲームを開始するかどうかは主催球団が権限を持っている。
そこから試合が始まれば、雨天ノーゲーム、雨天コールドゲームの決定権は審判に移る。
試合の中止は主催球団にあるが、阪神はなかなか試合中止をくださいなと真しやかに噂されている。
甲子園球場へは多くの人がグループ会社の阪神電車に乗ってやってくるので、とりあえず電車に乗ってもらおうという戦略らしい(真偽のほどは不明)。
ただし、9月末になるとシーズン途中に雨天中止になった試合が組み込まれるが、これらの試合の中止の決定権は球団ではなく連盟に移る。
連盟特別管理試合と呼ばれ、両リーグのアグリーメント(申し合わせ事項)により、その年の適用期間が決まる。
ドーム球場が増えて雨天コールドゲームが少なくなったが、ファンの為には、何としてでも最後まで試合ができるのが良いのだろうが、さすがに自然には勝てない。
関連記事:
- None Found