地元広島は広陵高校出身の土生翔平が、2016年6月3日対福岡ソフトバンクホークス@マツダスタジアムで、嬉しいプロ入り初ヒットを放った。
2011年ドラフト3位で大卒入団した、菊池涼介と同期で同じ年。
苦節5年目での初ヒットである。
大卒5年目でのプロ入り初ヒットは2007年の鞘師智也以来の出来事
広島県尾道市出身の土生翔平。
広陵高校時代は主将を務め、野村祐輔-小林誠司のバッテリーと共に、春の選抜ベスト8、夏の選手権準優勝を果たし、早稲田大学に入学。
早稲田大学でも主将を務め、2011年のドラフト4位でカープに入団した。
広陵-早稲田と野球エリートの道を歩み、主将を務めるほどの男。
ドラフトは4位であったが、地元選手であった為に期待も大きかったが、5年目でようやく放ったプロ入り初ヒットである。
https://www.youtube.com/watch?v=vfa_Fnj4xVI
多くの大卒野手はルーキーイヤーで初ヒットを放つことが多い。
高卒野手はルーキーイヤーは2軍でみっちりと鍛えられる事が多いが、鈴木誠也はルーキーイヤーに、會澤翼や堂林翔太はプロ入り3年目に初ヒットを放っている。
カープの大卒野手でプロ入り初ヒットがルーキーイヤーでなかったのは、プロ入り4年目で初ヒットを放った松山竜平以来。
プロ入り5年目となると、2007年目にプロ入り初ヒットを放った鞘師智也以来となる。
しかし、松山竜平や鞘師智也は、それ以前に1軍の試合には出ている。
大卒でプロ入り4年間1軍登録がなかった土生翔平。
そこだけを文字で書けば、いつ解雇になってもおかしくなかったはずだ。
本人も危機感がいっぱいだっただろうが、ウェスタンでの結果や練習の取り組みを見て球団は契約を継続したのだと思う。
やっと立ったスタートライン、プロ入り初ヒットで満足せずに、外野のポジション争いに割って入ってくるような活躍を期待したい!
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