勝負の9月の大型連戦に負け越してばかりいるカープ

「勝負の12連戦」が終了した。

12連戦が始まる前に勝率5割に戻し、逆転優勝に一途の望みを掛けたが、5勝7敗と負け越し。

最初の3連敗が痛かった。

「勝負の秋」に弱いカープ

プロ野球は、開幕時には9月までで日程が組まれているが、雨で中止になったゲームが入ってきて、10月の頭まで試合が行われる。

9月の中旬には祝日(敬老の日、秋分の日)があり、雨で中止のゲームの振り替えもあり、毎年大型連戦が組まれる。

このシーズン終盤の大型連戦、カープはとても弱い。

過去10年、9月以降にあった秋の大型連戦(7連戦以上)について振り返ってみたい、

連戦 勝利 敗北 引き
分け
雨で
中止
最終
順位
2006 8連戦 1 6 0 1 5位
2007 9連戦 3 6 0 0 5位
2008 9連戦 6 3 0 0 4位
7連戦 3 3 1 0
2009 9連戦 4 5 0 0 5位
2010 7連戦以上なし 5位
2011 9連戦 4 3 0 2 5位
8連戦 3 5 0 0
2012 9連戦 1 8 0 0 4位
2013 7連戦以上なし 3位
2014 9連戦 4 5 0 0 3位
9連戦 4 5 0 0
2015 12連戦 5 7 0 0

過去10年、秋の大型連戦で勝ち越したのは2008年と2011年の2度しかない。

2011年には2つの大型連戦があったが、2つのトータルでは負け越し。

2008年は、大型連戦も勝ち越し、旧広島市民球場の最後の試合を終えた時点では貯金2で中日ドラゴンズと同率で3位であった。

しかし、その後の遠征で2勝5敗と負け越し、最終的には借金1の4位でクライマックスシリーズ進出を逃した。

やはり秋の戦いに弱いと言える。

 

6月の交流戦の辺りが余裕のありすぎる日程であり、そのしわ寄せが9月に来るので、日程をどうにかしてほしいという思いもあるが、他チームもシーズン終盤は過酷な日程なので、ほぼ同じ条件だろう。

(オープン球場を本拠地に持つチームの方が秋は苦しくなるし、広島は移動が大変なチームである。)

「勝負の秋」とはよく言うが、その秋に戦えるだけの体力・技術、そして精神力がカープには必要だ。

 

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