黒田博樹の投球回数が日米通算3113回1/3となり、カープ歴代最多勝(213勝)の記録を持つ北別府学の投球回数を上回った。
投球回数の記録は信頼の証
黒田博樹は1997年のルーキーシーズンからメジャーリーグへFA移籍する前の2007年までに1700.1/3イニングを投げていた。
そしてロサンゼルス・ドジャース(2008年~2011年)とニューヨーク・ヤンキース(2012年~2014年)のメジャー在籍時に1319イニングを投げて日本復帰。
2015年7月7日、七夕の夜に6イニングを投げ、2015年シーズンの投球回数が94イニングとなり、日米通算3113.1/3イニングとなった。
(2016年に現役引退。日米通算3340.2/3イニング。)
カープでの歴代投球回数トップ10(2015年7月7日現在)を調べてみた。
(2016年シーズン終了後に改定。黒田博樹が加わったので、ベスト11。)
順位 | 名前 | 投球回 |
1位 | 長谷川良平 | 3376.1/3 |
2位 | 北別府学 | 3113 |
3位 | 外木場義郎 | 2419.1/3 |
4位 | 佐々岡真司 | 2344.1/3 |
5位 | 大野豊 | 2231 |
6位 | 川口和久 | 2212 (2410) |
7位 | 備前喜夫 | 2119.1/3 |
8位 | 黒田博樹 | 2012.2/3 (3340.2/3) |
9位 | 大石清 | 1858 (2157.1/3) |
10位 | 黒田博樹 | 1794.1/3 (3113.1/3) |
11位 | 安仁屋宗八 | 1700.1/3 (2090.1/3) |
カープ在籍時のみ成績でランキング。
()内の数字は他球団も含めた投球回数だが、トップ5は生涯カープの選手である。
順調にいけば、黒田博樹は今シーズン中に8位の大石清の数字は超えてくるだろう。
カープのエース前田健太は、これまでに1415.3/2イニング。
前田健太も来シーズン終了時にトップ10に入ってきてもおかしくないが、それはポスティング次第とも言える。
*前田健太は2015年シーズン後にロサンゼルスドジャースにポスティング移籍。日本通算1509.2/3イニング。
投球回数の多さは、イコールでカープへの貢献度といっても過言ではない。
このランキングに入っている選手には敬意を表したい。
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