カープが誇る名二塁手:菊池涼介、昨年自身が記録した二塁手のシーズン補殺数の日本記録を更新した。
誰もが意識していなかった記録では?
菊池涼介が日本記録更新したと聞いて、「あ、そうなんだ」と思った。
この記録、カープファンもあまり意識していなかったのではないだろうか?
菊池涼介の守備、華麗かつ守備範囲が広いのだが菊池涼介にとっては普通に見てしまうレベルに達している。
ファンにとって、「エリア33」はごちそうさまと言った感じだ。
昨年は開幕からセカンドで出場したものの、先発から外れることやショートを守る事もあった。
セカンドでの出場数は141で528補殺。
今シーズンは毎試合セカンドで先発出場して142試合目での達成、菊池涼介の実力的に500以上の補殺は普通と考えていいのだろう。
あと2試合で535補殺くらいまで伸びそうである。
来年以降、この記録を伸ばすためにはチームが敵地の試合で勝つ事が重要だ。
敵地の負け試合は、9回裏の守備が無くなる。
勝っていれば守る事になるので、その分補殺数も増えるはずだ。
これくらいしか記録を伸ばせる要素がなく、神の領域に達している。
そして打つ方でも、気付けばセントラルリーグの最多安打となっている。
競っている相手は中日ドラゴンズの大島洋平と東京ヤクルトスワローズの山田哲人。
共に自由に打てる1番打者。
対して菊池涼介は制約の多い2番打者で、ここまでの犠打数は43。
ライバル2人の犠打数は一桁で、菊池涼介が1番で自由に打っていたら、200安打も達成可能だ。
ただし、菊池涼介の素晴らしいところは数字を意識させないこと。
個人成績ではなくチームの勝利だけを考えているはずだ。
正にカープカラーの選手であり、「フォア・ザ・チーム」で戦う男こそ、菊池涼介だ!!
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