甲子園で女子マネージャーがベンチに入れるようになったのはいつから?グラウンドに出られる日はやってくるだろうか?

大分高校の野球部女子マネージャー首藤桃奈さんが甲子園練習の補助役としてグラウンドに入り、ちょっとした騒動になっている。

高校野球の甲子園大会、グラウンドに入れるのは男子のみで、大会前の甲子園練習や試合前ノックでも同じ扱いになっている。

女子マネージャーがベンチに入れるようになってから20年!高野連は進歩していない⁉

男子校を除き、ほとんどの野球部で女子マネージャーが在籍していると思う。

試合には出る事ができないが、献身的な働きでチームを陰で支える役割だ。

しかし、グラウンドに立つことは許されていない。

だが、記録員としてベンチ入りすることは1996年の夏から許されている。

(地方大会も含めれば、1993年の愛知県大会で女性記録員のベンチ入りが許可されたのが初。)

それからちょうど20年、高野連は今回の件をきっかけに女子生徒のグラウンド立ち入りを許可する方向に舵を切るのだろうか?

 

高野連が女子生徒を練習補助であってもグラウンドに入れないのは危険だからとのこと。

しかし本当に危険なのだろうか?

練習試合であったり普段の練習では、ノックの球出しをしている女子マネージャーは多い。

また、バッティング練習でピッチングマシンに球入れをしている女子マネージャーも多い。

高野連が危険と判断するのであれば、普段の練習からこうした手伝いを止めなくてはならない。

公式戦ではノックの補助は男子部員が行うことになるが、普段は行わない役回りである。

普段と違う事をする方が危険度は増すのではないだろうか?

 

高野連の体質が古いと言われているが、確かに古いのかもしれない。

今回の騒動を見ていて、大相撲の土俵に女性が入れないのと似ているなと感じた。

日本相撲協会は、「伝統性の保持の為」としているが、甲子園のグラウンドに女性が入れないのが安全性の為であるならば、安全性の確保をして変更する余地が大いにあると思う。

 

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