プロ野球1軍登録人数は28名。
そのうちの25名がベンチ入りして試合を戦う。
3人は先発投手が「あがり」としてベンチに入らない事が多い。
先発投手6、リリーバー6~7で1軍投手登録は12~13人としているケースがほとんどだ。
大谷翔平がいる日本ハムファイターズの1軍登録人数は15人⁉
ふとNPBの公式サイトで出場選手登録を見ていたら、日本ハムファイターズの投手がやたらと多い事に気が付いた。
画面コピーをしてみたが、福岡ソフトバンクホークスと千葉ロッテマリーンズと比較して人数が多いことがわかる。
ホークスとマリーンズは13人に対し、ファイターズは15人も登録されている。
もちろんその分、野手の登録数が減ることになる。
28人の構成で多いのは、投手12、捕手3、内野手・外野手13という陣容。
捕手2人制がとれるチームは、その分を投手を増員できる。
ホークスやマリーンズがその体制。
(ファイターズは捕手登録3人だが、近藤健介は外野手と考えても問題ない。)
夏場になって投手の枚数が少なくなってきた時には、野手を減らして投手を増やすケースも出てくるが、まだ5月のGW明けで投手が15人もいるファイターズの登録構成は珍しい。
その要因として、大谷翔平の存在と投手陣、特に中継ぎ陣の不調が上げられる。
大谷翔平は日曜日に投手として登板するが、火曜~木曜は野手として出場する為、火曜~木曜は投手登録は14人と考えられる。
それでも、やはり週末のカードは投手が15枚となり、野手の人数が減る。
大谷翔平の存在もあるが、それよりも大きいのはリリーバーの不調だろう。
クローザー増井浩俊を筆頭に不調な投手が多く、リリーバーのやりくりの為にどうしても投手に枚数を掛けなくてはならない。
この当たりも一つの采配だが、少ない野手陣、控え野手を使い辛いという状況に陥る。
28人の登録人数がどのような構成になっているかを見ながら試合や長いシーズンを観察するのも、プロ野球の見方の一つだと思う。
関連記事:
- None Found