前田健太のロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決定した。
背番号はカープ時代と同じ18で、黒田博樹もドジャースで付けていた番号であり、メジャーで大活躍してもらいたいと思う。
そして、日本では経験できなかったビールかけ、メジャーではシャンパンファイトを味わってほしい。
最多勝、最優秀防御率、最多奪三振をそれぞれ複数回獲得して優勝経験がないのは前田健太ただ一人!
数年前からポスティングシステムでのメジャー移籍を訴えていた前田健太。
本人の夢ではあるが、カープファンとしてはカープを優勝に導いてほしかったという思いと、カープで優勝を経験させてあげたかったという思いがある。
ドジャースは3年連続地区優勝をしているメジャーでは屈指の強豪であり、資金力もある球団なので、シャンパンファイトを味わうことができるだろう。
しかし、前田健太ほどの実績がある投手が優勝を経験していないのは稀だ。
投手の主要タイトルとして、最優秀防御率、最多勝、そして最多奪三振があるが、これらのタイトルを複数回獲得していながら優勝経験がないのは前田健太ただ一人なのである。
名前 | 球団 | 最多勝 | 最優秀防御率 | 最多奪三振 | 優勝回数 |
金田正一 | 国鉄・読売 | 3 | 3 | 10 | 5 |
稲尾和久 | 西鉄 | 5 | 4 | 3 | 4 |
村山実 | 阪神 | 3 | 2 | 2 | 2 |
松坂大輔 | 西武 | 2 | 3 | 4 | 2 |
上原浩治 | 読売 | 2 | 2 | 2 | 4 |
前田健太 | 広島 | 3 | 2 | 2 | 0 |
投手3部門をそれぞれ複数回獲得しているのは素晴らしい投手だと言えるが、実際に名前を見ても大エースだと言える。
これだけの成績を残している大エースがいながら優勝できなかったのが広島東洋カープである。
前田健太のロサンゼルス・ドジャースで頑張ってもらいたいと思いつつ、前田健太の抜けた穴はやはり大きすぎると再認識してしまうデータである。
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