4年契約の2年目のシーズンが終わったライネル・ロサリオ。
しかし、4年契約を球団側が解除して退団することになった。
突然のことで、とても残念だ。
ロサリオ退団の理由とは?
ロサリオはドミニカカープアカデミー出身の外野手。
2013年の秋季キャンプに練習生として参加し、特大ホームランを放つなど、その打撃力を買われ契約を勝ち取った。
契約年数は4年で、助っ人外国人の中では控え、保険的な扱いだったと思う。
しかし、2014年には数少ないチャンスをものにし、シーズンの半数位の出場ながら打率.336、本塁打14、9月にはサイクル安打も達成するなど、その潜在能力の高さを見せつけた。
シーズンをフルに出場したら3割30本塁打の数字も残せるのではないかと思ったが、2015年の成績は振るわなかった。
2015年もチャンスを与えられていたら、どのような数字を残したのだろうか?
球団が4年契約の2年目を終えたところで契約を解除した理由はどこにあるのだろうか?
2015年の成績を見て判断したのだろうか?
ロサリオ側からの解除ではないので、球団側の判断であるはずだ。
日本野球に慣れていない外国人を補強するよりも、ロサリオをしっかりと育て上げたほうが良いと思う。
そもそも4年契約をしていたのは、教育していくという意思ではなかったのだろうか?
バッティングは粗さがあり、守備も難がある。
これらの課題のハードルが高く、育てられないと判断したのだろうか?
それとも素行面に何か問題があったのだろうか?
ベンチを盛り上げる意味でも貴重な選手だと思うのだが。。。
1990年にカープアカデミーができて25年が経つ。
ロビンソン・ペレス・チェコ、フェリックス・ペルドモ、アルフォンソ・ソリアーノ、そしてライネル・ロサリオなどが活躍してきたが、カープ在籍は長くても1~2年。
アカデミーは成功していると言えるのだろうか?
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