打率は低いがここぞの場面でホームランを打ってくれたブラッドリー・ロス・エルドレッドだが、2018年シーズンをもってカープを退団。
エルドレッドは、カープに7年間在籍した助っ人外国人選手史上、球団最長契約選手である。
2020年からはカープの駐米スカウトに就任することとなった。
カープ外国人助っ人在籍年数ランキング
カープが優勝するためには助っ人外国人の活躍は欠かせない。
そのためには、長くチームに貢献してくれる優良助っ人外国人選手がいてほしいと思う。
カープ外国人助っ人の在籍年数ランキングを調べてみた。
在籍年数 | 在籍年 | 名前 | ポジション |
7年 | 2012~2018 | エルドレッド | 1塁手・外野手 |
6年 | 1977~1982 | ライトル | 外野手 |
2015~2020 | ジョンソン | 投手 | |
2018~(2023) | フランスア | 投手 | |
5年 | 1996、1997、2000~2002 | ロペス | 外野手 |
2017~2021 | メヒア | 内野手 | |
4年 | 1996~1999 | ペルドモ | 投手・内野手 |
1996~1999 | ペレス | 外野手 | |
1999~2002 | ディアス | 内野手 | |
2008~2011 | シュルツ | 投手 | |
2011~2014 | バリントン | 投手 |
*2020年3月2日に情報更新
4年以上カープに在籍した助っ人外国人を見てみると、ライトルを除いては1990年代後半以降の選手ばかり。
クリス・ジョンソンも2016年シーズン中に2019年までの3年契約を結び、更に2019年1月に2020年も単年での契約が更新され、カープ投手史上最長となる6年目の契約となった。
近年、球団と選手の関係性が良好化しているのだろう。
また、2017年シーズン中に育成契約から支配下登録されたバティスタとメヒアとは、6年間の長期契約を結んでいる。
(⇒ バティスタはドーピング違反で日本野球機構(NPB)から2019年9月3日から6カ月間の出場停止処分を受け、2020年3月2日に契約解除。)
(⇒ メヒアは1軍に上がれる状態にないと球団が判断し、2021年終了後に契約解除。)
そして、2018年には同じようにフランスアも6年契約を勝ち取った。
今後、ドミニカカープアカデミー出身の選手が育成枠からの長期契約でカープに貢献するという流れが進んでいくかもしれない。
(↑バティスタの件で球団の考えも変わってくるかもしれないが、どうなるのだろうか?)
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