安定感抜群の超優良助っ人外国人サウスポー、クリス・ジョンソンが12勝目を上げた。
カープのサウスポーが12勝を上げるのは、前回優勝時の川口和久以来24年ぶり。
サウスポー問題は解消されるのか?
2011年~2014年までカープに在籍していたブライアン・バリントン、ローテーションをしっかりと守り、4年間で計40勝を上げた優良外国人投手であった。
昨オフ、そのバリントンとの契約を延長せず、クリス・ジョンソンを獲得した時には、博打感もあったが、蓋を開けてみれば大成功。
これも安心のシュール便(駐米スカウトのシュールストロムが連れてきた選手)だからだろうか?
クリス・ジョンソンはあと3度の登板が予想されている。
勝利数をどこまで伸ばせるか?
15勝まで達してもらいたい。
カープのサウスポーが12勝するのは、前回優勝時の1991年以来であり、とても喜ばしいことであるが、川口和久は読売ジャイアンツに1994年オフに移籍、大野豊が1998年をもって引退して以降、カープではサウスポー問題が起こっている。
1991年の川口和久が12勝を上げて以降は、2001年に高橋健が10勝、2004年にジョン・ベイルが11勝を上げた以外は、2ケタ勝利を達成したサウスポーがいないのだ。
カープは育成が上手いと言われるが、サウスポーを育てることは全くできていない。
助っ人外国人で弱点を補強するのは良いが、自前で育てないと常勝チームを作ることはできないだろう。
クリス・ジョンソンの活躍はとても嬉しいが、彼が活躍すればするほど、篠田純平や中村恭平の存在が気になってしまう。
彼ら2人のうち1人がローテーションに入っていたら、チームは違う骨格となっているはずだ。
篠田純平や中村恭平、戸田隆矢に負けていてはいけない。
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