埼玉西武ライオンズの秋山翔吾、連続試合安打が31試合で止まり、高橋慶彦が持つ連続試合安打の日本記録には届かなかった。
連続試合安打記録を達成した選手の打率はそれほど高くない?
日本プロ野球の連続試合ランキングは以下の通り。
順位 | 記録 達成年 |
名前 (球団) |
シーズン 最終打率 |
1位 | 33試合 1979年 |
高橋慶彦 (広島東洋カープ) |
.304 |
2位 | 32試合 1971年 |
長池徳士 (阪急ブレーブス) |
.317 |
3位 | 31試合 1946年 |
野口二郎 (阪急ブレーブス) |
.298 |
31試合 2015年 |
秋山翔吾 (埼玉西武ライオンズ) |
.359 | |
5位 | 30試合 1976年 |
張本勲 (読売ジャイアンツ) |
.355 |
30試合 1977年 |
福本豊 (阪急ブレーブス) |
.305 | |
30試合 2011年 |
マートン (阪神タイガース) |
.311 | |
8位 | 29試合 1993年 |
ブラッグス (横浜ベイスターズ) |
.345 |
9位 | 28試合 2001年 |
檜山進次郎 (阪神タイガーズ) |
.301 |
28試合 1988年 |
バナザード (南海ホークス) |
.315 |
2015年シーズンの秋山翔吾のバッティングを見ていると、正に打出の小槌のようで、簡単にヒットを打っているように感じる。
それでも連続試合安打は31試合で止まった。
今回の秋山吾の記録挑戦、スゴイと思いつつ、カープファンとしては高橋慶彦の記録は抜かれてほしくないなと複雑な記録で見ていたが、改めて高橋慶彦が達成した33試合連続安打の記録は偉大だなと感じることができた。
メジャーの記録は、1941年にニューヨーク・ヤンキースのジョー・ディマジオが記録した56試合連続と驚愕の数字である。
連続試合安打トップ10の記録を見ていると、シーズン打率は3割を少し超えたレベルの数字が多く、シーズン通して好調を維持するのは難しいのだと感じる。
シーズン最多安打の更新は間違いなさそうな秋山翔吾、7月14日現在で.383のハイアベレージ、日本人初の4割や、1986年に阪神タイガースのランディ・バースが記録した.389のシーズン打率の記録更新を目指してもらいたい!
追記:2015年の秋山翔吾は打率.359とハイアベレージでシーズンを終えた。
しかし、首位打者は秋山翔吾を上回るハイアベレージ.363を記録した福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐が獲得した。
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