こんなに早くこの日が来るとは思わなかった。
勝利投手:黒田博樹、勝利打点:新井貴浩。
2007年オフに事情がありカープを去った二人、2015年同じタイミングで戻ってきて、4月11日とシーズン序盤で共にヒーローに。
カープファンにとっては涙が出るほど嬉しい話だ。
新井貴浩が甲子園で甦った!?
渡米前はミスター完投と呼ばれていた黒田博樹。
メジャー移籍後は、先発投手の球数制限の影響もあり、100球前後で試合を作るスタイルへと変わっていた。
著書にも「クオリティピッチング」とタイトルを付けるほどで、6回3失点で試合を作っていくスタイルとなったのだ。
実際には7回3失点でまとめられるだろう。
黒田博樹は安定したピッチングを続けて、打線との絡みでそれなりの勝ち星を上げられると思っていた。
一方の新井貴浩、キャンプから張り切って頑張っていたが、オープン戦からシーズン序盤まで結果が出ていなかった。
数字は別にして、どちらかと言えば起爆剤的な役割を緒方孝市は期待していたのかもしれない。
それが昨年まで在籍していた甲子園球場で打棒復活!?
甲子園では阪神ファンからも声援を受けるなど、人望の厚さを感じとれる。
阪神移籍後、初の広島市民球場でのゲームでは多くの罵声を浴びたが、それだけカープファンは新井貴浩に期待していたものが大きかったのだろう。
次はマツダズームズームスタジアムでの二人のお立ち台が見たいものだ。
黒田博樹、新井貴浩と今年カープに帰ってきた二人の活躍で勝利したが、彼らが毎試合目立っているようでは問題だ。
本当に「起爆剤」となるべきは若い選手。
菊丸コンビの調子も上がってこないが、こんな時ほど意外な若手の活躍に期待したいと思う。
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