栗原健太の打撃不振は右肘手術の影響か?復活できる予感あり!

2014年、一度も1軍に上がらないままシーズンを終えた栗原健太。

2軍でも自分のバッティングを取り戻せない状態が続いている。

 

バッティングを狂わせた死球からの復活

2005年の野村謙二郎引退後、レギュラーの座についた栗原健太。

新井貴浩とのコンビは”キングコング”と呼ばれた。

新井貴浩がFAで阪神タイガースに移籍して以降はカープの4番打者として君臨。

2009年のWBCでは怪我で離脱した村田修一に代わってアメリカに渡り、”ラストサムライ”と言われた。

レギュラー獲得後、WBC出場までの打撃成績は以下の通り。

打率 打点 本塁打
2006 .295 69 20
2007 .310 92 25
2008 .332 103 23

年々打撃成績を上げていた。

しかし、2009年は打率.257、打点79、本塁打23と成績を落とす。

厳密に言えば、2009年の開幕は絶好調だった。

ジャイアンツとの開幕3連戦、10打数4安打2四球、1本塁打、4打点とジャイアンツに2勝1分と勝ち越したチームに貢献。

そのままの勢いで臨んだ対阪神タイガース@甲子園。

改装された甲子園での初ホームランを放つなど、2塁打、2塁打、本塁打、センター前ヒットと4打数4安打4打点で迎えた5打席目に頭部に死球を受ける。

この年、ここから打撃成績が下がっていったのはカープファンなら知るところであろう。

しかし、2010年からは見事に復活している。

打率 打点 本塁打
2009 .257 79 23
2010 .295 65 15
2011 .293 87 17

ホームラン数はモノ足りないところがあるが、もともと中距離ヒッター。

栗原健太のバロメーターは打点数にある。

2011年には87打点(セントラルリーグ第2位)を上げるまで打撃を戻した。

 

頭部死球から復活した栗原健太、右肘手術からの復活ロード

2012年4月に右肘「変形性肘関節症」の手術を受けて以降、ホームランを放っていない。

本人は右肘手術の影響で打撃感覚がずれているといった談話を残している。

落合博満のバッティングを手本とし、右肘を上手く畳んだバッティングをする栗原健太。

栗原健太にとって、右肘はバッティングの生命線なのだろう。

しかし、頭部死球からも見事に復活した栗原健太、きっと右肘手術からも完全復活してくれるはずだ。

退任した内田順三2軍監督は、昔の打撃を取り戻すのではなくニュー栗原健太を作り上げるのも1つの方法と語っていた。

栗原健太はどのような復活ロードをイメージしているのか?

期待して待っていたい。

 

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