消化試合が減った?クライマックスシリーズ開催による弊害は?

2014年のプロ野球も佳境を迎えている。

セントラルリーグはで、奇跡の逆転優勝を目指しカープが最後まで戦ってくれるだろう。

その一方で、クライマックスシリーズを見据え2位確保という声も大きくなってきた。

 

クライマックスシリーズ開催のメリット・デメリット

クライマックスシリーズが始まったのは2004年。

当初はパシィックリーグのみの開催であったが、初年度からリーグ1位であった福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズに出られない結果に。

2,3位のチームが日本シリーズに出場できる可能性があるメリットがあるのに、1位のチームが日本シリーズに出場できないのがデメリットが同時にある。

年間144試合も戦って、僅か数試合の結果で日本シリーズの出場権を決めるこの制度、私は大反対である。

しかも昨年のカープのように借金を背負って日本シリーズ進出、そして仮に日本一になったらおかしい。

そうなった時には流石に制度の是非が議論されるだろう。

メジャーリーグのように30球団もあるなかの10球団がクライマックスシリーズ進出なら話はわかるが、12球団のうちの6球団が出場出来る点で違和感がある。

消化試合が減り、最後の最後まで楽しめるというか、本当にそうなのだろうか?

 

消化試合が減るのはメリットであるのと同時にデメリットでもある。

若手が経験を積む場が減ってしまう。

今シーズンであれば、ほぼクライマックスシリーズの出場を逃した埼玉西武ライオンズではゴールデンルーキー森友哉が捕手でスタメン起用される機会が増えた。

捕手というポジションは特に経験が必要。

「消化試合」は聞こえが悪いが、意義ある試合にすることは可能である。

炭谷銀仁朗の去就も気になるところだが、森友哉が来年3割30本でも打とうものなら、今シーズンの経験が活きたと考えられる。

 

デメリットを中心にクライマックスシリーズを語ってみたが、最後の最後までカープを応援し続けますよ!!

 

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