早稲田実業が西東京大会を制して甲子園出場を決めた。
打撃のチームであるが、正直、甲子園出場は難しいだろうなと見ていたから、驚いた。
清宮フィーバーで他の選手も成長した?
清宮幸太郎、小学生時代にリトルリーグで132本塁打、世界大会に出場して投手もこなす二刀流(と言っても高校生以下は二刀流の選手がほとんどだが・・・)で優勝に導き、大会最長の94m弾を放つなど、アメリカでも和製ベーブ・ルースと呼ばれて注目された。
どうせならSadaharu Oh Ⅱ(王貞治2世)と呼んで欲しかったと思う。
早稲田実業に入学後も常に注目を集めている。
この夏の西東京大会でホームランを放つことはなかったが、打率.500、打点10。
バッティングを見ていると遠くに飛ばす技術もあるが、レフト方向にも打つ技術があり、バットコントロールがよく柔らかいなという印象のが強い。
そんな清宮幸太郎、1年生ながらファンを呼び込み、早実フィーバーを起こしている。
今年の早実、点は取るものの、取られる点も多く、甲子園までは難しいかなと思っていた。
大変申し訳ないが、準決勝で対戦した日大三や決勝で対戦した東海大菅生には勝てないだろうと思っていたが、この2試合を勝利に導いたのは、もしかしたらファンの力かもしれない。
清宮幸太郎がファンを呼び込んでいるのだが、その異様な雰囲気に相手チームはとてもやり辛いと思う。
また、早実ナインもやるしかないという気持ちにさせる。
伸び盛りの高校生、1試合1試合、大会を通じて成長していくことが多いが、その成長を促したのがファンなのではないかと思う。
甲子園での清宮幸太郎、そして早稲田実業の注目度はとても高いと思うが、その注目度に合わせてどこまで成長していくか、見ものである。
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