2018年プロ野球開幕戦、広島東洋カープは鈴木誠也が初めて開幕で4番を務めた。
23歳7か月という若さである。
カープ球団史上最も若くして開幕4番を務めたのは前田智徳!
鈴木誠也は2017年8月に右足くるぶしを骨折して以降の公式戦となった2018年開幕戦。
松山竜平らと開幕4番を争っていたが、監督緒方孝市は若い鈴木誠也に4番を託した。
将来も見据えての采配なのかもしれない。
23歳7か月で4番に座った鈴木誠也、過去に24歳未満で開幕4番に座った選手は何人いるのだろうか?
ランキングにしてまとめてみた。
順位 | 名前 | 年齢 |
1位 | 前田智徳 | 22歳9ヶ月 |
2位 | 藤井弘 | 23歳6ヶ月 |
3位 | 鈴木誠也 | 23歳7か月 |
24歳未満でカープで開幕4番を務めたのはこの3人しかいない。
次ぐのは衣笠祥雄の24歳2ヶ月。
最年少で開幕4番を務めたのは天才前田智徳。
アキレス腱断裂よりも前の時代だが、怪我をして以降は4番に座る事を嫌がっていたので、前田智徳=4番のイメージがなかなか浮かばない。
そんな前田智徳が、カープ球団の最年少開幕4番打者というのは何だが意外である。
24歳未満という事は、年齢的には大学を卒業して2年目以内。
企業で考えてみれば、その年齢で組織の中心にいる事は先ず考えられない。
ミスターカープ山本浩二が初めて開幕4番を務めたのは、初優勝翌年の1976年で29歳5ヶ月の時。
大学卒の選手という事もあるが、プロ入り8年目と思った以上に遅かった。
それだけ、24歳に満たない年齢で開幕4番を張るという事は偉業なのである。
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