2018年春のセンバツ高校野球、前評判の高かった大阪桐蔭が優勝した。
2017年春に続き連覇を達成した事になる!
春のセンバツ連覇は大阪桐蔭で3校目ととても少ない!
甲子園の連覇と言うと、同一学年での春夏連覇や、学年を跨いでの夏連覇の話題は良く出るが、それらと比較して春連覇についてはあまり話題にならない。
⇒ 【高校野球】甲子園で夏春連覇した高校一覧!学年が変わるので春夏連覇よりも難しい!
調べてみたら、過去に春のセンバツを連破しているのはこれまでたった2校しかなく、大阪桐蔭で3校目と大記録となっているのだ。
年 | 高校 |
1929-1930 (昭和4-5年) |
第一神港商 (兵庫) |
1981-1982 (昭和56-57年) |
PL学園 (大阪) |
2017-2018 (平成29-3o年) |
大阪桐蔭 |
戦前に春連覇を達成した第一神港商は、現市立神港。
春は1972年(昭和47年)、夏は1976年(昭和51年)を最後に甲子園から遠ざかっている。
PL学園は部内暴力事件に端を発し、2016年夏で一旦チームは休部となっている。
そうした色々な歴史がある中で、大阪桐蔭は36年ぶりに春のセンバツ連覇を達成した事になる。
2018年のセンバツは90回記念大会であり、3校目の連覇、単純計算してみれば30年に1回の大記録と言えるのだ。
センバツ連覇は、先ずはセンバツに出る事が条件だが、それ自体が簡単な事ではない。
代替わりで2年連続でセンバツに出場できる高校がどれほどあるだろうか?
多くの高校は春にしても夏にしても甲子園に出場する事を目標に日々奮闘している。
そんな中、2年連続でセンバツを制した第一神港商、PL学園、そして大阪桐蔭は快挙という言葉では言い表せないほどの結果である。
大阪桐蔭の根尾昴は2017年は9回にリリーフ登板で試合を締めくくり、2018年は先発完投で2年連続の胴上げ投手となった。
これは史上初の出来事であるが、選手が春のセンバツに出られるチャンスは2回しかないので、今後破られる事のない記録となった。
そして2019年、大阪桐蔭は史上初の春センバツ3連覇への挑戦権を得た事になる。
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