2015年、阪神タイガースからカープに戻ってきた新井貴浩。
貧打に苦しむチームの中で、左手甲を脱臼しながらシーズンを戦い抜いた。
チーム最多、シーズンの半分以上の78試合で四番を務めてチームを支えた。
2016年もチームを引っ張っていく存在であるはずだ。
しかし、今のままの成績で本当にチームもファンも納得するのだろうか?
新井貴浩は高橋由伸の晩年のような存在を期待!
新井貴浩の2015年の成績は打率.275、本塁打7、打点57。
打率はチーム最高、打点は丸佳浩に次いで2位であるが、周りが貧打なだけであって、数字だけを見れば平凡である。
阪神タイガースに残っていたらどうだっただろうか?
契約更新されなかったマット・マートン(打率.276、本塁打9、打点59)と数字がとても似ている。
もちろんマートンとは違い野球に真摯に向き合い、若いチームを背中で引っ張ったり、守備の時の声掛けなど、マートンにはないプラス面がとても多いが、それでも褒め過ぎではないだろうか?
求める数字はもっと高いところにあってほしい。
本人はもちろんそのつもりだろうが、ファンも厳しい目を持っていいと思う。
もっと厳しい言い方をすれば、いつまでも新井貴浩がスタメンで4番を打っているようではチームの底上げができていないという事だ。
晩年の高橋由伸のように代打や、たまにスタメン出場といった感じにならないとチーム力が上がったとは言えず、優勝に近づくこともないと思う。
とは言うものの、新井貴浩は4打席で勝負する打者だと思い2015年の代打成績を調べてみたら10打数1安打、5四球。
四球が多く、ここぞの場面の代打よりもチャンスメークする代打として重宝するかもしれない。
新井貴浩は精神的支柱としてチームに欠かせないが、チームもファンももっと厳しくみて良いと思う。
新井貴浩の性格的にも、厳しく見られた方が意気に感じて良い成績を残すのではないだろうか?
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