前田健太がメジャーリーグへポスティング移籍することが濃厚だ。
カープにとっては大エースが抜ける大きな戦力ダウン。
1991年以来の優勝を目指すカープ、これで優勝から遠ざかるのだろうか?
大エースが抜けた後に、古巣は強くなる?
2015年、前田健太は15勝を上げて最多勝・沢村賞などを獲得。
その投手が抜けるのだが、それでもチームはBクラス4位であったので、優勝するには15勝以上の穴を埋めなければならない。
これで優勝は遠ざかる?
過去にも、チーム、球界を代表する大エースがポスティングシステムで海を渡っているが、調べてみると、その2年以内にチームは優勝していることがわかる。
名前 | チーム | 在籍最終年成績 | その後古巣成績 |
松坂大輔 | 西武 ライオンズ |
2位 (2006年) |
2007年:5位 2008年:優勝 |
岩隈久志 | 東北楽天 ゴールデンイーグルス |
5位 (2011年) |
2012年:4位 2013年:優勝 |
ダルビッシュ有 | 北海道日本ハム ファイターズ |
2位 (2011年) |
2012年:優勝 |
大エースが抜けても、2年以内に古巣は優勝していること。
この他に上原浩治(読売ジャイアンツ)や和田毅(福岡ソフトバンクホークス)が抜けても、やはりチームは優勝しているのだ。
前田健太が抜けても、カープは2年以内に優勝できるかもしれない。
元々チーム力が高かったりするケースが多いので、簡単に今のカープとは比較できないだろう。
しかし、東北楽天ゴールデンイーグルスの例もある。
楽天の場合は、岩隈久志と並んでダブルエースであった田中将大が神懸かり的な成績を残したことが大きい。
カープで言えばクリス・ジョンソンが神懸かり的な成績を残すのか?
それとも後継として期待される大瀬良大地が大化けするか?
過去に当てはめて優勝する条件を考えてみてが、今のカープを見れば、個人の力に頼るのではなく、全員の力をアップさせるしか方法はないだろう。
前田健太が抜けて危機感は大きくなるが、特に投手は今がチャンスだと思い、大きく成長してもらいたいと思う。
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