【月刊:東出輝裕&栗原健太】出番をほぼ与えられずに夏本番

2015年も夏本番、プロ野球も佳境を迎える。

混戦のセントラルリーグを抜け出すには、ラッキーボーイの存在と共に、チームに喝を入れるようなベテラン選手の存在がキーになる時もある。

カープのベテラン選手、東出輝裕と栗原健太の今は?

ウェスタンリーグで首位を走るチームの中で出番なし

7月末までの東出輝裕と栗原健太の打撃成績は以下の通り。

試合 打席 打数 安打 打率 本塁打 打点 四死球 犠打 盗塁 三振
東出輝裕 14 15 14 5 .357 0 3 1 0 0 3
栗原健太 21 34 29 3 .103 0 1 4 0 0 5

数字の良し悪しもあるが、先ず打席数を与えられていない。

東出輝裕が守るセカンドは、若い庄司隼人が優先的に起用されている。

試合 打席 打数 安打 打率 本塁打 打点 四死球 犠打 盗塁 三振
庄司隼人 70 275 224 53 .237 4 24 33 17 2 23

8月4日まででウェスタンリーグで80試合を経過してカープ、、そのうち70試合に出場している。

成績がそれほど良いとは言えないが、強化指定選手になっているのだろう。

打率も上げてもらいたいが、盗塁をもっと増やしてもらいたい。

 

栗原健太の数字を見ると、打席を与えられないのも仕方ない。

おそらく練習から打撃状態が良くないのだろう。

 

結果、7月に東出輝裕と栗原健太に与えられた打席数は、それぞれ6と2。

8月はもっと減るかもしれない。

そして9月になれば、1軍が実りの秋となることを祈りつつ、来シーズンへの編成も本格化する。

球団がこの2人の処遇をどのように考えているか、とても気になる。

東出輝裕は、現在、日本プロ野球選手会第12代理事長であり、栗原健太は侍ジャパンにも選ばれた選手、カープだけでなく球界全体での功労者であるが、冷静に考えれば、残念ながら厳しい見方しかできない。

 

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