2015年4月17日(金)対中日ドラゴンズ@マツダスタジアム。
丸佳浩の先頭打者ホームランで上げた1点を福井優也-中崎翔太-ヒースの継投で守り切った。
1991年の優勝時も投高打低だった
今年は僅差のゲームが多く、勝つにも負けるにもスミ1で決まる試合も多い。
先頭打者ホームランだけで決まる本当のスミ1のゲームは見ていて心臓に悪い。
しかし、ファンもこうしたゲームに慣れていかなければならないと思う。
こうしたゲームを取っていくことでカープは優勝できるはずだからだ。
今シーズンは投高打低である。
思えば1991年に優勝した時と似ている気がする。
気になって1991年のデータについて調べてみた。
(日本野球機構オフィシャルサイトより)
チーム打率はリーグ4位、チーム本塁打は2桁でリーグ5位で、総得点はリーグ5位だったのに対し、チーム防御率はリーグ1位で、投手力で優勝をもぎ取った。
リーグ優勝を決めた試合でも、初回に4番西田真二のタイムリーヒットで上げた1点を佐々岡真司-大野豊のリードで守り切ったもの。
この年の戦いを象徴していた試合である。
2015年もこのような戦いが増えると思うし、このような試合を取っていかなければならない。
インターネットの書き込みを見ていると、安心したゲームが見たいと書き込んでいる人が多いが、ファンも慣れていく必要がある。
ただし、9回を任せているヒースにはもう少し安定したピッチングをしてもらいたい。
ここまで8試合、8.1/3イニングでなんと被安打15、与四球3。
これで自責点1で4セーブを上げていて、1敗しかしていないのはある意味神憑り的な数字だ。
慣れないクローザーと言うポジションで調子も上がらないのだろうが、この数字でもこれだけの結果を上げられるのなら、調子が上がってきたら完ぺきな投球をしてくれるのだろう(と期待したい)。
投手力で勝負する2015年、ヒースには大野豊なみの安定感を求めたい。
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