セ・リーグではカープ會澤翼、ジャイアンツ小林誠司、タイガース梅野龍太郎、スワローズ中村悠平とキャッチャーの世代交代が活発になっている。
今日はパリーグのキャッチャー事情について考察してみたい。
パシフィックリーグの捕手世代交代事情
昨日はセントラルリーグの捕手について考察してみた。
2014年~2015年に掛けては多くのチームで捕手の世代交代が必要なタイミングとなっている。
パリーグはどうだろうか?
福岡ソフトバンクホークス
2011年オフに細川亨、2013年オフに鶴岡慎也をFAで獲得している。
城島健司がシアトルマリナーズに移籍以降、捕手の育成は上手くいっていないようだ。
チームとしては山下斐紹を成長させたいところか?
阪神タイガースと同じような捕手事情と感じる
オリックスバッファローズ
2005年の球界再編以降は日高剛が中心捕手であったが、2011年の開幕スタメンマスクに入団4年目の伊藤光を抜擢。
当時の監督岡田彰布が伊藤光を我慢強く起用したこともあり、侍ジャパンに選ばれるまでに成長した。
今後10年、オリックスバッファローズのホームベースは安泰だろう。
日本ハムファイターズ
鶴岡慎也のFA移籍により大野奨太の1本立ちに期待したいところ。
若い若いと思っていたが、来年は28歳になるシーズン。
脂が乗ってくる頃だろうか?
中日ドラゴンズ兼任監督谷繁元信より2学年上の中嶋聡、来シーズンも試合出場はあるか?
千葉ロッテマリーンズ
長らくホームベースを守ってきた2006WBCベストナイン捕手、里崎智也が引退。
吉田裕太、江村直也、田村龍弘と若い捕手で誰か台頭してくるか?
自身が名捕手であった監督伊東勤の指導や采配に注目だ。
西武ライオンズ
FA移籍も噂された炭谷銀仁朗に森友哉が正捕手の座獲得を狙う争い。
「守備の炭谷、打力の森友哉」の構図だが、捕手は経験を積まなければ成長しないポジション、森友哉をどのように起用していくかはとても興味深い。
東北楽天ゴールデンイーグルス
侍ジャパン主将嶋基宏がどっしりとホームベースを守る。
炭谷銀仁朗同様にFA移籍も噂されたが残留。
嶋基宏も30歳となり、嶋基宏が元気なうちに次世代の捕手を育成したいところだろう。
捕手は育成の難しいポジションと言われるが若い捕手を固定できれば、チームは10年安泰と言われる。
長期的に強いチームを作るのであれば、捕手の世代交代をいかにスムーズに行うかは大きなポイントである。
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