借金を返済して上位に行けそうで行けないカープ、借金を作って脱落しそうで脱落しないカープ。
問題は先発投手の再編に尽きると思う。
6連戦で貯金が作れるローテーションを!
カープのローテーション、前田健太、クリス・ジョンソン、黒田博樹、福井優也の4枚は安定していると言っていいだろう。
この4人を中心にどうやってローテーションを回すか?
6連戦をどうやって4勝2敗で貯金を作るかを考えなければ上位進出はできない。
現状は中6日が基本線で、この4人以外にも先発が2枚必要となる。
この2枚が出てこない。
2軍から先発させては試合を作れずに即2軍落ちの繰り返し。
(中には及第点を上げられる投手がいるのだが、我慢も出来ないようだ。)
6連戦を安定感のある4人の先発投手で3勝1敗で切り抜けても、谷間で全く勝てずに3勝3敗を繰り返す。
なので、開幕直後に作った借金からほぼ変わらず、借金5前後をうろついている状態だ。
どこかのタイミングで先発4本柱の中5日ローテーションを発動させなければならない。
もちろんそれでも先発投手が足りないが、そこには戸田隆矢を起用してほしいと思う。
カープの外国人野手、1人で良いと思う。
外国人野手2人体制にしているが、2人ともスタメンで起用するケースは少なくなった。
ほとんどが外野での出場であるが、外野手には鈴木誠也や松山竜平がおり、外野手は十分に補える。
ベンチに外国人野手を置く必要はない。
ならば、ザガースキーを1軍に上げてリリーバーを厚くし、誰かを先発に回すべきだ。
誰を先発に回すのか?
私は戸田隆矢を推したい。
リリーバーで先発ができるのは戸田隆矢以外にヒースと大瀬良大地がいる。
ただしヒースは、今シーズン先発調整を全くしていない。
ストッパーとしてスタートしているので、キャンプから先発での肩作りをしておらず、今のタイミングから先発にするのは難しいだろう。
逆に大瀬良大地は先発でスタートしてセットアッパーとなっているが、勝ち試合の8回は大瀬良大地で固定して安定感を増しており、このポジションを任せられる投手は他にいない。
戸田隆矢はウェスタンのローテーション投手として6連勝して1軍に上がってきたが、1軍で1試合先発した後は中継ぎとなっている。
しかし、ロングリリーフもこなしており、今からでも先発に戻せるはずだ。
安定した先発投手4枚+戸田隆矢の5人を中5日のローテーションで回してもらいたい。
それでも谷間はできるが、谷間は減る。
中5日にすると、4枚柱の安定感が無くなる可能性もあるが、何もしなければ現状のままでBクラスの4位で終わるだろう。
どこかのタイミングで仕掛けなければ上位進出は有り得ない。
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