春の選抜高校野球の出場校が決定した。
野球好きとしては、2か月後の開幕が待ち遠しい。
神宮大会を制した仙台育英高校が大会の中心か?
選抜出場校を決める秋の大会で各地区大会の代表が集まるのが神宮大会。
その神宮大会を制したのが宮城県の仙台育英。
選抜でも大会の中心となるだろう古豪である。
春の選抜では1999年に沖縄尚学、2004、2005年と北海道の駒大苫小牧、そして2010年には沖縄・興南が春夏連覇して、優勝旗は全国各地へと広がっている。
しかし、まだ東北には優勝旗が渡っていない。
駒大苫小牧が優勝するまでは、「白河の関」を超えられないと言われていたが、一気に飛行機で超えていってしまった。
そろそろ東北に優勝旗が渡ってもおかしくないだろう。
また、サッカーでは、富山第一、星稜と2年続けて北信越が優勝しており、北信越の球児は刺激を受けているはずだ。
愛知県代表は21世紀枠から豊橋工業
私の地元愛知県からは21世紀枠で豊橋工業が出場する。
東海大会で愛知県はベスト4に一校も残れず、選抜出場校はないかなと思っていた。
しかし、21世紀枠で豊橋工業が候補に選ばれた時点でこれはあるな、と感じていた。
地域的なものから、愛知県からは出場させやすいと思ったのである。
豊橋工業は、愛知県大会準決勝でエースを温存して、10-0(7回コールド)で敗れている。
その後の3位決定戦で勝利し、愛知県3位で東海大会に出場。
東海大会は1回戦で浜松修学舎に6-1で敗退した。
豊橋工業に勝ったのに甲子園に行けないチームがあり、理不尽に感じているだろうし、21世紀枠により東海地方はそれまでの3枠が2枠に減らされた。
3枠であれば、東海大会でベスト4に進出した三重県のいなべ総合や静岡県の日大三島にもチャンスがあったはずだ。
どうも21世紀枠は腑に落ちない。
豊橋工業については全く批判するつもりはない。
公立高校であり、苦労していることは多いと思うが、豊橋工業は、工業高校としての特性を活かし、練習道具を自分たちで作っていると聞く。
私の地元であるので、例として書きやすかっただけであり、「愛知県の代表」として勝ち進んでもらいたい。
エースの森奎真は好投手らしく、21世紀枠を忘れさせるほどの活躍で甲子園で旋風を巻き起こしてほしい。
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