広島東洋カープ、4月を終えての成績は9勝16敗で借金7。
4月最後の試合も、ここまでの戦いを象徴するような0-1の敗戦であった。
2007年日本ハムは最大借金8から逆転優勝!!
4月は球団ワースト4度の0-1を含む、6度の完封負けを喫するなど打線が沈黙している。
チーム防御率は2.28であり、完全に投高打低の状態。
借金は7まで膨らんだが、過去の優勝チームを見れば最大借金8で優勝したチームがある。
日本ハムファイターズだ。
2007年の日本ハムファイターズは前年度優勝チームであり、優勝候補の一角であったが、開幕ダッシュに失敗して、4月25日までに借金が8まで膨らんだ。
首位とのゲーム差は6.5。
そこからチームは巻き返し、セパ交流戦で優勝を果たすなど、見事に逆転優勝を果たした。
カープは前年3位ではあるものの、12球団屈指の強力な先発投手陣を擁し、優勝候補に挙げられていた。
4月30日で借金7まで膨らんだものの、首位読売ジャイアンツとのゲーム差は5.5。
2007年の日本ハムファイターズと似た感じではあるが、借金もゲーム差も1つだけ余裕がある。
とは言えデッドラインであることに違いはない。
日本ハムは交流戦で優勝を果たしたが、カープとしては鬼門の交流戦。
今年は交流戦の試合数が18試合と削減されたのはカープにとっては追い風と言えるだろうが、交流戦突入までにチームを立て直し(打撃陣の復調!!)、交流戦の優勝が求められる。
プロ野球の世界では月が変わればツキが変わると言われている。
野球の肝である投手陣は頑張っている。
打撃は水ものというが、ちょっとした噛み合わせだけの問題かもしれない。
プラスプラスに考えて5月戦線の盛り返しに期待したい!!
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