前田健太vs松井祐樹。
思っていたほど注目をされなかった気がするが、前田健太が貫録を見せた。
しかし、松井祐樹の潜在能力はやはり只者ではない!
奪三振数と与四死球が同数である松井祐樹
松井祐樹、ここまで25.1/3を投げて奪三振数30、与四死球30。
コントロールの悪さばかりが報道され目立っているが、高校を出たばかりの投手が1軍でイニング数以上の三振を取っているのは評価すべきだと思う。
奪三振率を計算すると、10.66。
イニング数が少ないとはいえ、奪三振率が10を超える投手はなかなかいない。
2014年6月19日現在、両リーグ規定投球回到達者で奪三振率が10を超えているのは金子千尋(11.61)ただ一人。
抑えではサファテが12.91を記録しているが、松井祐樹の三振を取る能力は素晴らしい。
さすがに甲子園で22奪三振を記録しただけの事はある。
2013年規定投球回達成者の奪三振ランキングは以下の通り。
セントラルリーグ | パシフィックリーグ | |||
名前(所属) | 奪三振率 | 順位 | 名前(所属) | 奪三振率 |
三嶋一輝(DeNA) | 8.92 | 1位 | 攝津正(ソフトバンク) | 8.09 |
杉内俊哉(読売) | 8.76 | 2位 | 金子千尋(オリックス) | 8.06 |
澤村拓一(読売) | 8.41 | 3位 | 田中将大(東北楽天) | 7.77 |
メッセンジャー(阪神) | 8.39 | 4位 | 西勇輝(オリックス) | 7.43 |
前田健太(広島東洋) | 8.09 | 5位 | 則本昂大(東北楽天) | 7.09 |
奪三振率10を超えるどころか9を超えた投手はいない。
つまりはイニング数以上の三振を奪える能力は極めて稀なのだ。
松井祐樹の潜在能力、素晴らしい!!
とは言え、あの四死球の数では勝負できない。
コントロールを如何につけるか?だが、針の穴を通すコントロールは松井祐樹には必要ない。
ホームベースの上で勝負出来れば結果は付いてくると思う。
コントロールを気にするあまり、腕が振れない投手にだけはなってほしくない。
楽天のピッチングコーチは佐藤義則、大投手に育て上げるだろう。
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田中将大も松井祐樹ほどではないが、ルーキーシーズンはコントロールに苦しんでいた。
投球フォームも1塁側に流れていた。
しかし、走り込みの成果だと思うが、フォームも安定し制球が定まってきた。
走り込みは球速アップにも繋がる。
高校卒のルーキー、長所を伸ばすコーチングをすれば自ずと欠点も消えるはずだ!
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