2016年、カープ不動の1番ショートしてフルイニング出場を果たし、25年ぶりの優勝に貢献した田中広輔。
カープのショートでフルイニング出場したのは、高橋慶彦、野村謙二郎に次いで3人目の快挙である。
目指せ3割&盗塁王!田中広輔はまだまだ伸びしろ十分!
野球でバッテリーを除いて一番厳しいポジションといえばショートだろう。
右に左に、縦横無尽に動かなければならないポジション。
そのポジションで、1番打者としてもチームを牽引した田中広輔。
ショートでフルイニング出場したのはカープ史上3人目の快挙!
過去に達成した高橋慶彦、野村謙二郎と成績を比較してみたい!
名 前 |
年 | 試 合 数 |
打 席 |
打 数 |
安 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
四 死 球 |
得 点 |
盗 塁 |
本 塁 打 |
順 位 |
高橋 慶彦 |
1986 | 130 | 583 | 552 | 157 | .284 | .314 | 24 | 88 | 55 | 24 | 優勝 |
野村 謙二郎 |
1994 | 130 | 614 | 558 | 169 | .303 | .355 | 77 | 49 | 37 | 10 | 3位 |
田中 広輔 |
2016 | 143 | 679 | 581 | 154 | .265 | .367 | 94 | 102 | 28 | 13 | 優勝 |
*太字はリーグ最高
高橋慶彦、野村謙二郎と比較して打率は低いが、四死球が多く出塁率が高い事が田中広輔の特徴だろう。
トップバッターの仕事である出塁数が多く、その結果、ホームベースに帰ってくる得点が多い。
(1994年の野村謙二郎は2番や3番の打順に収まる事も多かったので、得点が低くなるが、それにしてもちょっと少ない。)
それでももちろん、田中広輔はこの成績に満足していないだろう。
打率3割を目指しているはずで、打率3割を超えれば出塁率は4割超えも見えてくる。
そうすれば自ずと得点も増え、更にチームの勝利に貢献できる。
また、打率が上がる事により出塁数が増えれば、盗塁数も増加する。
高橋慶彦と野村謙二郎は共に、3度の盗塁王に輝いている。
田中広輔も盗塁王のタイトル獲得を目指してもらいたい。
高橋慶彦、野村謙二郎に追いつけ、追い越せ!
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