日本の夏の風物詩と言えば高校野球。
暑い中、戦う球児たちに目が向いてしまうが、その試合を支えている審判も約2時間の試合中、グラウンドに立ち続けている。
高校野球審判に報酬は無し!交通費・宿泊費・弁当の支給あり!
高校野球の審判はもちろんプロではなくアマチュアである。
その為、高額な報酬が出る訳ではない。
高額以前に、手元に残るお金が出る訳ではなく、必要経費が支給されるのみ。
お弁当などの食事は支給され、交通費が支払われる。
甲子園に派遣される審判であれば、+αで宿泊費が出るくらいだ。
お金目的で高校野球の審判をやる人はいないだろう。
高校野球が好きで、高校球児を支えたいと言う思いがあるからこそできる。
余談だが、草野球の審判を務めると1試合で5,000円以上の報酬が出る事が多い。
1試合2時間なので、1日に3,4試合と梯子して1日1~2万円以上稼ぐ人もいる。
審判で報酬を得たいのであれば、草野球の審判がお勧めだ。
高校野球の審判は、ただ単に高校野球が好きだからと言ってできる訳ではない。
先地方大会の審判は、各都道府県高等学校野球連盟に登録する必要がある。
そして、各都道府県高野連主催の講習会を受講して、各地方大会を迎える事になる。
5,6月頃にこの講習会が行われるが、もちろん土曜・日曜に開催され、夏の大会を迎えることになる。
甲子園大会では全国大会審判委員と各都道府県からやって来る派遣審判委員で運営が行われる。
野球熱が高く、仕事の休みがコントロールできる人でなければ難しいのである。
アマチュア、ボランティアであるが、真夏の照り返しの強い夏のグラウンドで2時間審判をこなすのは体力的にもしんどい。
選手は攻撃中にベンチで休めるが、審判はグラウンドに立ち続けている。
イニング間にドリンクが渡されるが、日陰に行けるのはグラウンド整備がある5回裏終了時だけ。
とても過酷であるが、高校野球は人生の中でも大きな部分を占めている球児も多いので責任は重大である。
また、日本の野球を支えているのは、高校野球だと思う。
そして、その高校野球を支えているのが審判なので、とても頭が下がる。
しっかりとした判定、試合運営をして日本野球の土台を支え続けてほしいと思う。
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食事が出るというのは本当か。日当として現金が出ているのは間違いない。
各都道府県によって対応が異なるかもしれませんが、弁当が出ているところもありますよ。
弁当くらい出してあげても良いと思いますしね。