2016年7月23日(土)対阪神タイガース@マツダスタジアム。
黒田博樹が200勝を達成した。
41歳5ヶ月の達成は山本昌の42歳11カ月に次ぐ年長記録。
平成以降に入団しての200勝達成は野茂英雄に次いで2人目。
黒田博樹のシーズン最多勝利は2012年ニューヨークヤンキース時代の16勝だが、これは工藤公康と並び最少記録。
シーズン20勝に満たない投手での達成は野茂英雄、山本昌を含めて4人目となった。
大学卒業選手での200勝達成は5人目!名球会入会資格で言えば2人目!
黒田博樹は日米通算での200勝達成。
これは野茂英雄に次ぎ2人目の快挙となった。
また、大学卒業選手としての200勝達成は黒田博樹で5人目である。
通算勝利数 | 名前 | 経歴 |
237 | 若林忠志 | 本牧中学校(旧制) – 法政大学(旧制) |
215 | 杉下茂 | 帝京商業学校(旧姓) – いすゞ自動車 – 明治大学(旧制) |
222 | 村山実 | 住友工業高等学校 -関西大学 |
200 | 藤本英雄 | 下関商業学校(旧制) -明治大学(旧制) |
200 | 黒田博樹 | 上宮高等学校 -専修大学 |
*杉下茂は社会人を経験してから大学に入学している。
この中で、名球会資格である昭和以降生まれは村山実に次いで2人目となった。
即ち、黒田博樹が名球会に入会すれば、大卒の投手としては2人目となる。
(名球会は任意団体なので、加入は強制ではない。落合博満は入会していない。)
ローテーションがしっかりと確率している近代野球。
先発投手と言えど、勝ち星が昔のように積み重ねていける訳ではない。
毎年20勝で10年、15勝で14年、10勝で20年かかる。
毎年10勝で20年続けるのも簡単ではない。
打者であれば、毎年200安打で10年、150安打で14年、100安打で20年となる。
シーズン10勝する投手と100安打する野手の数を比較すれば、投手の200勝がどれだけハードルが高いかがわかるはずだ。
シーズン最多勝と最多安打を比較してもわかると思う。
このような状況で、今後大卒の投手で200勝に届く選手は表れるのだろうか?と思う。
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山本昌も20勝経験なしですね。
you様
山本昌含めて4人ですね。
ご指摘ありがとうございます。
訂正いたしました。