2015年にトリプルスリーを達成した柳田悠岐、2016年は40本塁打、40盗塁の40-40に挑戦する。
日本では未だ達成者がいない40‐40、メジャーでの達成者の数字を見ても、とても驚異的な数字だということがわかる。
試合数換算すると秋山幸二が一番優れている?
日本では未達の記録である40-40。
ホームランを打てるパワーと、盗塁ができる走力が求められるが、このようなスーパーマンは数少ない。
メジャーでも4人しか達成したことがない記録である。
メジャーでの40-40達成者と、2015年にトリプルスリーを達成した山田哲人と柳田悠岐、そして日本で一番40-40に近かった秋山幸二の記録を比較してみたい。
日米 | 年 | 球団 | 名前 | 試合数 | 打率 | 本塁打 | 打点 | 盗塁 |
MLB | 1988 | オークランド アスレチックス |
ホセ・ カンセコ |
158 | .307 | 42 | 124 | 40 |
1996 | サンフランシスコ ジャイアンツ |
バリー・ ボンズ |
158 | .308 | 42 | 129 | 40 | |
1998 | シアトル マリナーズ |
アレックス・ ロドリゲス |
161 | .310 | 42 | 124 | 46 | |
2006 | ワシントン ナショナルズ |
アルフォンソ ・ソリアーノ |
159 | .277 | 46 | 95 | 41 | |
NPB | 2015 | 東京ヤクルト スワローズ |
山田哲人 | 143 | .329 | 38 | 100 | 34 |
2015 | 福岡ソフトバンク ホークス |
柳田悠岐 | 138 | .363 | 34 | 99 | 32 | |
1987 | 西武 ライオンズ |
秋山幸二 | 130 | .262 | 43 | 94 | 38 |
メジャーで40-40を達成した選手は日本でもお馴染みの名前ばかり。
カープが育てた(⁉)ソリアーノも名を連ねている。
しかし、メジャーは162試合制。
日本の試合数143試合に換算すると、誰も40-40を達成できていない。
昨年トリプルスリーを達成した山田哲人と柳田悠岐も、メジャーの試合数に換算したところで2人とも40-40には届かない。
しかし、1987年の秋山幸二の記録を143試合制に換算すると、47本塁打、42盗塁で40-40を達成していたことになる。
また、メジャーでの試合数162試合に換算すると、54本塁打、47盗塁と50-50が見えてくる驚異的な数字となる。
メジャーに一番近い男と言われた秋山幸二、40-40に一番近づいた男秋山幸二、その身体能力の高さは半端ない。
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