福井優也の成長は与四死球率の向上以上に精神面の安定にあり!

2015年8月22日(土)対読売ジャイアンツ戦@マツダスタジアムで福井優也が8回1失点の好投で自己最多の9勝目を上げた。

プリ入り通算でも23勝23敗と星を五分に戻し、チームも7年ぶりのジャイアンツ戦勝ち越しを決めた。

与四死球率は向上しているもののそれほど良くもない

福井優也の入団以来の課題は制球力。

ルーキーシーズンも規定投球回数に達して8勝を上げたものの、与四球数とワイルドピッチの数はリーグ最多であった。

2,3年目にはその制球力が悪化していったが、2014年、4年目のシーズン後半からローテーションに戻り勝ち星を上げるようになった。

今シーズンは6枚目の先発投手としてスタートして、今では先発4本柱の一角を形成。

安定感を得たのは制球力が上がったからだろうか?

実際にプロ入り以降ここまでの与四球率の推移が気になったので調べてみた。

投球回数 与四球数 与死球数 与四死球率
2011 146.1/3 68 8 4.67
2012 58.2/3 37 1 5.83
2013 19.2/3 11 1 5.49
2014 60 29 2 4.65
2015 100.2/3 42 4 4.11

与四死球率は向上しているが、それでも4.00以上で2イニングに1つくらい出す計算。

今シーズンの4本柱の与四死球率と比較してみても、福井優也の制球力が高いとは言い難い。

・前田健太:1.96
・黒田博樹:2.33
・クリス・ジョンソン:3.38
・福井優也:4.11

クリス・ジョンソンも四死球を多く出す試合があったりするが、それでも3点台である。

 

福井優也は自分の投球を知ったことで精神的な安定性が増し、それが今シーズンの好成績に繋がっているのだと思う。

短所に目を瞑り長所で勝負!

制球力が劣るものの、ボールの勢いやキレはある投手。

制球力の悪さは荒れ球として活用できていると思う。

こうした考えを持つことにより精神面が強く、そして安定するようになって、結果となった表れていると思う。

ここからシーズン終盤へは登板間隔も短くなってきて、優先的に先発を任されることだろう。

福井優也がシーズン最後までローテーションに残ってくれたら、辛い時期を見てきたカープファンとしてはとても嬉しい!

 

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