激減するチーム完投数とシーズン順位の相関関係は?

年々先発完投数が減っている日本プロ野球。

特にセントラルリーグが顕著であると感じるが、実際の数字はどうなのだろうか?

チーム完投数と順位の相関性はない

今シーズンの各チームの完投数を調べてみると以下の通り。

セントラルリーグ 2014年 パシフィックリーグ
チーム 完投数 順位 チーム 完投数
読売 10 1位 ソフトバンク 7
阪神 9 2位 オリックス 10
広島東洋 6 3位 日本ハム 8
中日 6 4位 ロッテ 8
DeNA 11 5位 西武 9
ヤクルト 5 6位 楽天 11
合計 47 合計 53

各チーム10前後で、両リーグ合わせてちょうど100である。

東北楽天の則本昂大は1人で9完投をしており、それより少ないチームのが多い。

年々完投数が減っているのは明らかであり、昔と比較しても仕方ないが、5年前と比較するとどうなんだろうか?

セントラルリーグ 2009年 パシフィックリーグ
チーム 完投数 順位 チーム 完投数
読売 11 1位 日本ハム 17
中日 12 2位 楽天 19
ヤクルト 10 3位 ソフトバンク 11
阪神 10 4位 西武 19
広島 12 5位 ロッテ 22
横浜 11 6位 オリックス 18
合計 66 合計 106

10未満のチームはなく、両リーグ合わせて172。

5年間で完投数が6割弱になってしまった。

パシフィックリーグが半減しているのは驚きである。

 

5年前から投手の分業制は確立されていたと思うが、この5年で何が起こっているのか?

メジャーリーグを含めてトミー・ジョン手術を受ける投手が多くなったので、先発投手への配慮が大きくなったのか?

しかし、トミー・ジョン手術と投球数やローテーションの間隔など因果関係ははっきりとわかっていない。

また、先発完投が増えれば中継ぎ以降の投手に負担がかかるのは明らかである。

 

投手のやりくりが難しいことはわかるが、球数制限(ex100球)のイメージが大きくなっているのかなと思う。

エース格は先発完投してなんぼと思っていたが、2009年、2014年のデータを見る限り、完投数とチーム順位に相関もない。

やはり近代野球は7回以降の投手力が大きくものを言いそうだ。

 

カープは来シーズンの7-8回を、中田廉、今村猛、中崎翔太、一岡竜司の若い4投手で中継ぎローテーションシステムを駆使して起用する方向らしい。

上手く4投手を活用できれば、肘肩を休ませながらシーズンを乗り切れるそうだ。

この4人、頭文字が”N”と”I”だけ。

キャッチフレーズがつきそうだ。

 

関連記事:


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください