投手から外野手転向で才能を開花させた雄平、目指せ川上哲治!!

東京ヤクルトスワローズの雄平、投手で18勝した後に打者転向、今シーズン見事に花開き20本塁打を達成した。

 

高井雄平の目指す成績は川上哲治か!?

高井雄平は東北高校からドラフト1位で投手として入団した。

メジャーリーグに挑戦した石井一久が付けていた背番号16を与えるなど、同じサウスポーとして球団の期待は高かったはずだ。

現にルーキーイヤーから5勝を上げるなど将来性を期待されていたが、気付いたら野手に転向していた。

そして気付けば、打率3割をキープし本塁打も20本に到達。

オールスターにも出場するなどセントラルリーグを代表する外野手に成長した。

本人の努力はもちろんのこと、野手転向を打診した球団、そしてここまでの打者に育て上げたコーチングに脱帽だ。

 

高井雄平は投手で通算18勝。

10勝以上した選手がシーズン20本塁打達成したのは1955年の藤村富美男以来59年ぶり。

藤村冨美男は投手で通算34勝しているが、1949年のシーズンには49本塁打を達成するなど、通算本塁打数は224本。

26歳シーズンから野手に転向した雄平。

勝利数はもちろん今からの上積みは出来ないが、シーズン、そして通算本塁打数でどこまで藤村冨美男に近づけるかは見ものである。

現実的には、投手で通算11勝、シーズン最多本塁打25本、通算本塁打数181本の川上哲治の記録が目標か?

 

二刀流で活躍している日本ハムファイターズの大谷翔平は、藤村冨美男の通算34勝は抜けるだろうが、通算本塁打224本は微妙なところ。

何しろ打席数が少ないので年間10-15本が平均的な数字になるだろう。

全て野手で出場すれば年間30本くらい打つ打撃力があるのだが、投手と指名打者での併用であれば規定打席に達することも出来ないのがもどかしいところ。

 

高井雄平や大谷翔平の投・打に亘る活躍でプロ野球創世記の数字がメディアに出る回数も増えている。

オールドファンにとっても彼らの活躍は嬉しいことだろう。

どんどん活躍して、オールドファンの心を躍らせて欲しい!!

 

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